Pick Up-Staff-

マツナガのスタッフを毎月一人特集して、何を思い・どんなことを感じてきたのか。今日までの成長を赤裸々に発信します。

今回のPICK UPは、京橋店マネージャー 、伊澤忍さんです。

名前
伊澤 忍
生年月日
1979.03.15(30歳)
出身地
東京都

H.12年銀座マツナガ銀座本店入社。理容師歴11年。
後輩を思う心の強さと、お客様への高いレベルでの気配りを持つ。本店から3店舗を経験し、京橋店の店長に就任。常にお客様への癒しを追求し、後輩育成に当たっている。

我の強さと、負けず嫌い

 僕の両親は床屋で、僕は必然的に床屋になった気がします。常に両親の背中を見て育った僕にとって、『理容師になる』ということは軽い気持ちでの選択でした。実際になった時にも、両親の仕事を見ていたので『こんな感じだな』って思ったくらいです。
 でもあの頃の僕は、まだまだ理容師の仕事の本質を理解していなくて、どこか甘い、どこか軽く物事を見てしまっていました。理容師として始まりだしたばかりのあの頃は、社会人としての人間性や自己管理がとてもまずく、今思えばとんでもない新入社員だったろうな。と思います。
 入社して1〜2ヶ月くらいで、僕の自己管理の甘さが浮き彫りになります。なぜか手が赤く、ぽつぽつが出来て、痒かったんです。でも僕はそのことを気にも留めず、ケアをしないでそのまま放置に近い感じでいました。もちろん先輩は心配してくれて助言してくれる方もいらっしゃいました。でも僕はなぜかそんな先輩方の優しさを無視して、『大丈夫でしょ??』という軽い気持ちでいたんです。すると、2・3日した後、僕の手は包帯ぐるぐる巻きになりました。結局ケアをせず、先輩の言うことを聞かず、という自分の甘さが自分を苦しめてしまったんです。そこからしばらくの間水には触れず、出来た仕事といえば電話に出ることと床はきぐらいでした。同期どんどん仕事を覚えて、どんどん活躍していくなかで自分は下働きの、しかも限られた仕事しか出来ないということがほんとに悔しくて、辛くて。この時には、ほんとに自分を恨みました。自分の甘さに、自分の軽い考えが間違っいることに気づいたんです。理容師として、自分の管理が出来ないというのは問題外だと思い、計画をして、自分の管理をすることがとても大切なことなんだな。って手荒れは辛かったし、痛かったですがこのことが仕事に対しの僕の考え方が変わったんです。でも、先輩方から見るとマニュアルばかりを大切にして、『お前はATMか』なんて機械に例えられたりしました。その頃は練習はとにかくしていたので変な自信がつき、ものすごく『我の強さがでてしまっていました。いろいろ教えてくれている先輩の言葉にも耳を貸さず、まだまだ考えに軽さが残っていたんです。

人の温かさにふれて

 僕が変わったのは、山口県での修行のときでした。山口県にはマスターの兄弟弟子の方が経営されているサロンがあり、そこでは地域に密着した、人間としての暖かさを学べる場所として、毎年スタッフが修行にいっています。当時の店長は僕に人間としての暖かさ、人間の優しさを学んでほしいと僕に山口行きを進めてくれました。山口県のお店では、高いシェービングの技術が学べ、僕としては理容師として顔そりは必須技術だと考えていました。その技術を学べる山口県行きは僕にとっては願ってもないものでした。山口県のお店に行くと、僕が思ってたことよりも『もっと大事なもの』があると気づいたんです。
 それは技術の向上よりも『他人のために働く気持ち』が何より大事だということでした。着たばかりの僕に、山口の方々はほんとに優しくしてくれました。応援の声を良くかけていただいたのを今でも覚えています。人と人との触れ合い。それこそが理容師という仕事のもっとも大事なところなんだということを学びました。今の僕にとって、この事に気がつかせていただいたのは、とても支えになっています。お客様に来ていただく、後輩を指導する、後輩に技術を教える。僕の理容師としての日々は、信頼関係があってのものです。昔のように、我が強く・自分のことしか考えられない自分がいたとしたら、今頃理容師を辞めているかもしれま せん。もともと、負けず嫌いで練習はほんとにしていました。気持ちが変わったら、周りで見ていて下さった先輩方が僕にチャンスを与えてくれました。そのチャンスに、心から答える。お客様が満足してくれるように、後輩が一生懸命働いてくれるように・・・。常に相手のことを考えなが行動することが、今の僕のモットーにな っています。

新店舗の店長として

 京橋店は、2007年にオープンした、まだまだ若い店です。これからもっともっと成長していかなくてはいけないお店です。そのお店の店長として存在している僕は、お店の看板としての行動・スタッフの模範となる技術をしていかなくてはいけません。もちろん今でも自分の行動・技術には問題はないのか??自問自答しながら働いています。
 理容室は髪を切るところですが、他の職業に比べて、お客様のお顔を触る・お客様のおひげをそる・マッサージをするなど、直接お客様に触れる時間の多い仕事です。だからこそ、『気持ちいいね』というだけでなく、『君、うまいね』っていっていただける技術を目指していきたいと思います。一人一人のお客様にあった技術を提供することで、信頼していただけるお店にしていきたいです。常に意識を高くもって、人のために行動していきたいと思います。

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