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夢や希望を示したい。
だから「お客様と感動を」!!

代表取締役 副社長
高澤 康弘

高澤 康弘

銀座マツナガに入社して20年が経ちました。
わたしの入社以前にも30年の歴史がありますので、創業以来、約半世紀にわたって、銀座マツナガのスタッフは同僚と切磋琢磨してきたことになります。この歴史の中で、多くの先輩や同僚が巣立ちました。そして、2015年現在では銀座マツナガ全店で100名を超える同僚があたたかなお客様のもと成長させていただいているところです。

まず、スタッフ数名のストーリーを紹介したいと思います。

 

1998年入社のSは、実家の理髪店を継ぐ為に、専門学校を卒業すると同時に当社に入社しました。
月間400名のカットを行い、後輩の指導にも熱心でマネージャーとして活躍しました。そして当初から目標だった30歳までに、実家の理髪店を継ぐ為に戻りました。退職する時に後輩が催してくれた送別会を今でも忘れないそうです。今ではS一人で切り盛りしている理髪店ですが、店舗の運営や接客における質の維持は、当店での経験が活かされているそうです。

 

2003年入社のTは、当初から独立志向が強く、ギラギラしたところのある新卒でした。
技術や日々の業務の習得にも貪欲で、先輩にドンドン聞きにいく姿勢が目に焼きついています。時にはその貪欲さが、同僚とぶつかったり、お客様に対して失礼なる場面もあったりしましたが、小さな失敗は先輩たちが丁寧にフォローして、ゆくゆくは彼は、周囲の同僚と一緒に働くことの大切さを最も理解できる一人になりました。独立時には資金やスタッフの補充など様々な面で当社がフォローしましたが、持ち前の貪欲さを活かし、今では完全に独立してお客様に喜ばれるサロンを複数運営しています。

 

2008年入社のKは、特段将来の願望を持っていて当社に入社したわけではありません。
実家が理美容関係でもなく、誤解を恐れず言えば、なんとなくこの職業を選択したというのが実態でした。しかし、入社後配属された店舗においてお客様に接するうちに、専門学校では学べなかった現場の面白さ、お客様からの「ありがとう」のお声に開眼し、あっという間に先輩たちを追い越すレベルの技術や、接客術の身につけました。新たな高付加価値メニューも実践し、当社のハイグレード店舗の運営には欠かせないスタッフに成長しています。

こうして挙げた例のように、十人十色の入社動機があるはずなのです。
そのことを当社は、積極的に受け入れたいと考えております。
お客様も多種多様なわけですから、サービスを提供させていただくわれわれも多様性について柔軟でありたいのです。

 

もちろん上手くいくことばかりではありません。誰でも同僚間の出来事で、お客様とのやり取りで、あるいはプライベートな出来事でさまざまな悩みを抱えながら日々の理美容業に邁進しているのが実態です。そうした悩みを一人で解決できる者もありますが、当社は気軽に話せる同僚や先輩がいるサロンつくりをしたいと、日々実践しております。

 

また、理美容業は確かな理論と高度な技術も必要ですが、最終的には「人」だと考えています。
昔ながらの、いわゆる床屋のほっとする気持ちよさはもちろんのこと、いくら時代が流れようとも常にお客様目線に立ち続け、新たなサービスを展開・提供していくという、ごくごく当たり前の事をこつこつとやり続けることのできる「人」「同僚」を最も大事にしたいと、日々実践中です。
まだ結果がでているとは言えないかもしれませんが、こうした努力が、多くの、実家の理美容業の後継者を育み、先輩方の独立にもつながってきたのではないかと感じ始めています。

高澤 康弘
高澤 康弘

最後にもう一つ。当社が「人」「同業」を大切にしたい想いから実践している取り組みを紹介させていただきます。
それは2014年7月にASEAN1号店を、ベトナム国ホーチミン市にオープンしたことです。業界はもとより多方面にわたって多くの支援をいただいてできたASEAN進出です。今後も様々なやり方でASEAN進出を拡大する計画です。この進出は単に収益機会を見出すというだけでなく、同業の皆に、視野を広げてもらう取り組みになると確信しているから実行した進出です。

 

日本では理容師のなり手は激減。徒弟制度の名残でキツイ職業だと思われており、美容業の参入の脅威となっている。・・・という閉塞的な論調で語られるのが現状です。

 

しかし当社はそうは思いません。

 

日本でもまだまだサービスを深掘したり、お客様に付加価値を提供したりできる可能性・余地があります。加えてこのASEANの市場は本格的な開拓はされておらず、日本で高度に発展した理美容業が進出して喜ばれる可能性は高いと実感しております。この担い手になり得るのが当社であれば、それは、同業に対して日本の閉塞感だけではない、夢や希望を示すことにつながると思っているのです。2015年の採用では「将来ベトナムで働きたい!」という希望を述べて就職してきた者もあります。

 

自分達が作り上げてきた仕事が通用するという自負はもちつつ、勝手な先入観を捨てて、半世紀の経験を持って新たな気持ちで挑戦するということは、当社が培ってきた歴史によるところが大きいのだと思います。

わたし自身、20年前に入社する際には「実家を継ぐため」という思いも頭の片隅にありましたが、それは熟孝の末にやめました。

 

今は、半世紀の歴史を刻んできた当社を次世代にいかに引き継いでいくかという立場に日々責任とやり甲斐を感じております。もちろん、このような役職に就かせていただけていることを入社当時は全く想像もしていませんでしたし、まさかASEANに店舗展開することになるとも思っていませんでした。

 

しかしそれも、同僚や先輩があってこそ、の今の立場なのです。

 

日々お客様にサービスを提供させていただくことの繰り返しがいつのまにか、当初思ってもみなかった展開になる面白さ。
独立した先輩方とのネットワークがいまだに強固であること。月日が流れても人、人、人・・・。そんな仲間に恵まれていることが当社のような組織の面白さなのかもしれませんね。

高澤 康弘

ぜひ、銀座マツナガをのぞいてみていただきたいと思います。
そしてご縁がありましたら、ぜひお話を聞かせていただき、私たちどものお話もさせていただきたいと願っております。