【淡路町店】今日の日刊マツナガ「猫が干支に入っていない理由」

今日の日刊マツナガ「猫が干支に入っていない理由」

記者 イワゴー

六世紀頃、日本に伝わったとされる「十二支」。
人々が暦を覚えやすくするために身近な動物を割り当てたと言われていますが、なぜか最も身近な動物の一匹・猫は入っていません。
そこにはこんな民話があったのです……

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昔々、ある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出しました。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけてこい。一番早い者から十二番目の者までを、一年の間、動物の大将にしてやろう」
動物たちは自分が一番になろうと気張って元日が来るのを待っていました。
ところが、猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったのです。そこで仲の良いネズミに訊くと、ネズミはワザと一日遅れの日を教えたのです。猫は喜んで礼を言い帰って行きました……

さて、元日、歩くのが遅い牛は、夜のうちから支度をし、まだ辺りが暗いのに出発しました。これを天井から見ていたネズミは、ぽんっと牛の背中に飛び乗り、牛が神殿の門をくぐる直前、背中から飛び降り、チョロチョロッと走って一番になってしまいました。それで牛は二番。その後、虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪の順に着きました。
猫は一日遅れで行ったので干支には入れず、ウソの日を教えたネズミを恨んで、今の今でもネズミを追いかけ回すのだそうです。

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